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松尾芭蕉
芭蕉筆「はなの雲」句扇面
Poem 'Hana no Kumo'on Fan
By Matsuo Basho
句は貞享4(1687)年刊行の其角編『続虚栗』に「草庵」と前書して初めてみえる。
深川から眺める桜の花は雲と見紛うほど一面の花盛り。響いてきた鐘の音は上野の寛永寺か浅草の浅草寺のものか、という。
人々に好まれたこの句は揮毫の依頼も多く、本点も揮毫依頼者が芭蕉のもとに扇面を持参して書かせたものと思われる。文字は扇子の折り目にかからないように配慮され、多少細長くなっており、扇面全体に施された銀泥と桜の花との調和が美しい作品である。
権利
該当なし
制作年(Date)
貞享4(1687)年(1687 (Jokyo 4))
サイズ(Dimensions)
H180×W490mm
所蔵(Collection)
公益財団法人柿衞文庫(Kakimori Bunko)